22歳の頃、今度は肛門近くが ぱんぱんに腫れて膿がたまりました。最初、病院側も何がなんだか分からない様子で、とりあえず腫れたところに針をさして膿を出してもらうだけでした。
1ヶ月後、また腫れだしたので、今度は別の病院で診てもらったら、
痔ろうだと診断されました。痔ろうは、肛門周辺に ろう孔 という別の通り道ができて、そこに膿がたまってしまう病気です。お医者さんは、その ろう孔を手術して閉じなければならない、と言いました。この時も、手術しても100%完治は難しいと言われました。悩んだけれど、じくじくして痛むので、手術することにしました。
入院して1ヶ月たっても、なかなかよくなりませんでした。結局、穴はふさがならいまま退院することになりました。下痢も全然止まらないのに、不安なままの退院でした。どんどん身体がぼろぼろになっていっていると思いました。
このまま人生が終わってしまうのは嫌だと思い、思い切ってやりたい事をやってしまおうと思ったんです。それで一度東京へ行きたいと思っていたので、無理があったのですが、一人で東京へ出ました。この時24歳でした。
東京へ出て、わずか3週間で強烈な腹痛に襲われ、救急車で運ばれました。この時、
腸閉塞を起こしていました。
再び入院し、原因を調べるため検査をした結果、新たな病名で「
クローン病」と診断されました。クローン病も、
潰瘍性大腸炎と同じような病気で、クローン病の場合、のどから肛門の範囲に たくさん潰瘍ができてしまう病気です。母だけがその状態をレントゲン写真でみました。まるでアトピーがひどくなった状態がお腹の中にいっぱいだったそうです。
痔ろうになったのも クローン病からきている、と言われました。クローン病になると、食事制限はもっと厳しくて、私の場合、食事の半分を栄養剤のドリンクで摂ることになりました。薬も倍に増えました。
その後も月2回通院を続けたのですが、体調はドンドン悪くなる一方でした。
痔ろうが再び腫れてしまったり、
結膜炎がひどくて2~3日おきに出たり、
歯は黒ずんで1ヶ月に1度歯医者へ行って歯をクリーニングしてもらったりしてました。そのうち肌もガサガサになってきて、
アトピーもポツポツできていました。病院で症状を伝えても、外科、眼科、歯科、皮膚科へまわされるだけで、その場の処置で済まされるだけでした。
もう病気と一生つき合っていくしかないんだ、と半ばあきらめていた時、一冊の本に出会いました。それが
『 アトピーが消えた! 』 という本です。
小さい頃からアトピーだったのと、最近また出始めたアトピーが気になっていて、思わず手にとりました。たくさん持っていた病気の中の1つでも治るなら・・という思いで、『れのあ』へ行こうと思いました。
行って、笛木先生の話を聞いて本当に驚きました。今までの病気の原因が全部同じ所から作られていたのです。それが”
食べ物”でした。
その時笛木先生は、たしかこのような事を言われました。「私の全身全霊をかけて、あなたの病気と立ち向かいたい」と。怖かったけれど、『れのあ』の手当てを始めることを決意しました。将来のために。病院へ通い続けても、薬を飲み続けても、身体は悪くなっていく。一生治らないのなら、もしかして治るのではと思える治療をやってみようと思いました。
今まで6年間飲み続けていた薬と栄養剤を一切やめました。食べる物も、それまでは食べて消化の良いと言われる力のない食べ物を食べていたのですが、『れのあ』での食事指導は、クローン病で食べてはいけないと言われていた食べ物がほとんどでした。
その時25歳で8月の終わりでした。